Snowcafe読本<03>食感の衝撃

シフォンケーキの初焼き以降もボチボチと焼いておりまして、その頃はmixiというSNSにて、色々とシフォンケーキの指導を仰いでおりました。山口県にお住まいの主婦の方とマニアックな意見交換するようになり、シフォンケーキに関する基礎的事項をひとつひとつ教えて貰いました。そして、2008年11月の事になりますが、中国地方へ出張したついでに、焼き肉をご一緒させて頂く機会を得まして、その帰り際、手土産に持たせて頂いたシフォンケーキがこちら。

ナイフで型抜きという着想に至る前の時代で、見た目は荒れておりますが、初めて食したその食感はまさに衝撃でした。

『シフォンケーキに必要なのは弾力ではなく、口溶けよん♡』

を、まさに具現化したシフォンケーキでございました。口の中で溶けて無くなるシフォン生地なのです。食べた事のないものを新たに作り出す事は、なかなか出来る事ではありません。自らの試行錯誤と創意工夫で、この食感に辿り着いたという事実は、紛れもない快挙だと思います。